猫、腎不全の検査項目【血球(一般)検査】
前回、血液化学検査(BUNなど)の検査項目について書きましたが、
今回は一般検査(血球検査)について書こうと思います。
《血球(一般)検査》
血球検査では血液中の細胞数をカウントすることで、貧血・炎症・感染・ストレス等の有無を調べることができます。
この↓検査結果は、腎不全で旅立ったシロちゃんが亡くなる5日前のものです。
HCT(ヘマトクリット)…基準値30.3-52.3
HGB(ヘモグロビン濃度)…基準値9.8-16.2
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)…基準値11.8-17.3
MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)…基準値28.1-35.8
貧血・赤血球増加症などを示します。
高値:脱水、心(肺)疾患、赤血球増加症
低値:様々な原因による貧血
WBC(総白血球数)…基準値2.87-17.02
炎症性疾患などを示します。
NEU(好中球数)…基準値1.48-10.29
高値:運動・ストレス・慢性炎症・グルココルチコイドの投与など。
低値:ウイルス感染・激しい細菌感染・飢餓など。
MONO(単球数)…基準値0.05-0.67
高値:壊死・慢性炎症など。
※動物病院から頂いた資料に基づいて記載しました。
腎不全のため食欲が落ち、かなりの貧血になっていることが分ります。
口内炎もできて、口の中が痛くて、余計に食欲が落ちていました。
腎不全の特効薬や根治できる治療法ができたらいいのに、と、ずっと願っています。
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