美奈ちゃん、ありがとう。続き
今まで、何匹も何匹もの犬猫たちとの別れがありました。
犬猫保護のボランティア活動をしていたこともあり、
普通より多く、犬猫たちとの別れを経験したと思います。
何度経験しても慣れられるものではなく、
いつも、「二度とこんな思いはしたくない」と思ってきました。
そんな私にとって、美奈ちゃんの旅立ちは特に信じられない、悲しいことでした。
『原因が分からない』というのが、その理由です。
何度も書いていますが、美奈ちゃんは時々食欲が減退するものの、
発病してからほとんどの日々、食欲旺盛でした。
食べたくて食べたくて、大きな声でご飯を催促して、
びっくりするほどガツガツ、食いつくように食べました。
でも、舌を使うことができなくなり、上手に飲みこめなくなり、
一回の食事に20分、30分、40分かかるようになりました。
舌を使って舐め取ることができないので、
ガツガツと食いつけるように常にご飯を山型にしてあげなければならず、
美奈ちゃんのご飯の時はずっと付き添っていました。
何十分かかっても、ちゃんと食べられるのならいいのですが、
美奈ちゃんのお腹には、かかった時間の分だけのご飯は入りませんでした。
特に最後の2週間は見ていて辛かったです。
お腹が空いて、ご飯食べたくて、美奈ちゃんは必死でした。
でも、上手に飲み込めない。
スポイトで流動食を与えても、それすら上手に飲めなくなりました。
もう、鼻器カテーテルで直接胃に流動食を入れてあげるしかない、と思って、
「予定より早いけど、明日病院へ連れて行こう」
と思った日の夜、美奈ちゃんは急変しました。
もう、病院へ連れて行くのはやめよう、と思いました。
もう、これ以上痛い思いをさせたくない、と思いました。
鼻器カテーテルだって、苦しいもんね。
治療すれば治る、と思って続けてきた。
点滴でも強制給餌でも薬でも…
美奈ちゃんが苦しい思いをする、痛い思いをする、嫌がってる、って分かってたのに、
腎不全さえ進行しなければ元気になるって信じて続けてきた。
でも、もう、治らない…。美奈ちゃんが苦しい思いをするだけだ…。
そう思いました。
美奈ちゃん、ごめん…。
耳の病気も、もっと早期に根治させられなかった飼い主が悪い。
美奈ちゃん、ごめんね。
今日は、ここまでにします…。
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